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japanesemanual:ja_location_selection

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japanesemanual:ja_location_selection [2022/11/24 01:14] – created nichirinmotorjapanesemanual:ja_location_selection [2022/11/26 00:13] (current) nichirinmotor
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 +====== どこに建築しましょう? ======
  
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 +支店や工場をどこに建設するかは、企業の初期成長にとって重要な役割を果たします。また、時間も重要な要素です。
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 +以下は、都市をベースにしたマップに関するヒントです。
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 +===== 支店 =====
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 +==== < 1914 ====
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 +第一次世界大戦前に支店を作る場合、少なくとも10万人以上の人口を持つ都市を探したいと思います。また、その都市の所得が、あなたの販売する車の価格の10倍以内であることが望ましいでしょう。つまり、あなたの車の販売価格が2,000ドルなら、その都市の人口1人当たりは少なくとも200ドルであるべきです。
 +
 +都市の人口のほとんどは、所得の5倍以内に収まっています。そして、一般的に世帯は、その年収を新車にしか使いたがりません。しかし、自動車産業の初期には、裕福な人々ほどこの新しい技術に大きな金額を使うことを厭いませんでした。自動車が一般的になるにつれて、このような過剰な出費に対する意欲は低下していきます。その減少が1908年頃に起こります。
 +
 +裕福度と年収の限度は、ゲーム開始時では北米と西ヨーロッパに限定されています。この2つの地域以外でも会社を成功させることは可能ですが、より難しくなります。
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 +==== 1915-1946 ====
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 +この時代になると限度が緩くなります。北米と西ヨーロッパの人口5万人以上の都市であれば、支店を支えることができます。所得あたりの車両販売価格が5倍以内に収まるようにしましょう。
 +
 +北米とヨーロッパ以外の大都市もこの時代には可能です。人口の多さは、収入の少なさを補うことができます。人口50万人以上の都市で所得があなたの車の8倍以内であれば、実現可能でしょう。
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 +==== 1947 - 1970 ====
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 +以前はかろうじて経営が成り立っていた多くの都市が、あなたのビジネス活動を支えることができるようになったのです。北米とヨーロッパのすべての都市で自動車の販売が可能です。また、アジアのほとんどの都市、南米の多くの都市で、人口10万人以上、所得5倍以内の都市で、支店を支えることができます。
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 +==== > 1970 ====
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 +Except for extreme cases in Africa, every city in the game can support branches.
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 +===== 工場 =====
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 +==== < 1939 ====
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 +ゲーム初期に考慮すべきは、工場の立地です。これは、人件費、インフラ、製造能力よりも重要です。
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 +工場から支店、特に販売台数の多い拠点までの距離が一番気になるところです。距離は輸送費に直接影響します。距離が長ければ長いほど、ユニットの輸送費は高くなります。ゲーム初期には、出荷が工場コスト抑制のための最大の関心事となります。
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 +工場は最大の支店の近くに配置するのがよいでしょう。また、人件費も二次的に考慮するとよいでしょう。
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 +もし、ニューヨークとロサンゼルスのような大きな支店の間に工場を建てるのであれば、インフラの評価は少し重要になります。
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 +==== 1940-1970 ====
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 +この時代でも、主要な支店の近くに建設したいと思うことでしょう。しかし、人件費がより重要になってきており、近隣の国への移転も検討したほうがよいかもしれません。また、製造能力も重要になってきます。この評価は、生産ラインごとに生産できるユニット数に影響します。つまり、従業員1人当たりの生産台数が増えるということでもあります。
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 +==== > 1970 ====
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 +70年代は、グローバル化の時代が始まります。人件費を払うより、車を輸送した方が安くなります。インフラや製造能力にはまだ目を配る必要があります。しかし、70年代から現代に至るまで、自動車製造のオフショア化を進めれば、人件費を抑えることができます。それでも、輸送費というものがあることを頭に入れておいてください。だから、地球の裏側まで車を輸送するよりも、少し賃金の高い近隣諸国のほうが、まだましな選択肢なのです。