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=== ビデオチュートリアル ===

  * [[http://gearcity.info/tutorials/_TutorialVideos/01_sdp.html|需要と供給、そして価格]] ([[https://youtu.be/hDJnuK8hvkk|Youtube]])



====== 需要と供給 ======

経済学の基本的な概念の1つに需要と供給があります。この概念により、均衡を作り出すことで、企業の利益を最大化することができます。

生産台数と在庫が供給です。需要は、販売台数と予想販売台数の合計です。

自動生産を有効にしていない限り、生産はあなたがコントロールします。時々、ランダムなイベントによって生産が減少することがあります。しかし、ほとんどの場合、車両の供給はあなたがコントロールします。

需要を変化させる要因として、価格と在庫の2つがあります。モデルの価格を上げれば需要が減り、逆に価格を下げれば需要が増えます。新しい市場に新しい支店やディーラーを開設すれば、流通しやすくなり、需要が増加します。支店を閉鎖することは、逆の効果をもたらします。

理想は、生産と需要が一致することです。これが均衡です。



===== ゲームでの活用法 =====

ゲーム内で起こりうるいくつかの状況を見てみましょう。そして、利益を最大化するために、需要と供給にどのようにアプローチすべきかを考えてみましょう。

==== 供給過多 ====


供給過多は簡単な問題のように聞こえます。生産量を減らして終わりにすればいいのです。しかし、通常はもっと良い方法があります。理想は、すべての工場が100％の稼働率で、売れ残りがないことです。そうすることで、1台あたりのコストを最小限に抑えつつ、モデルの過剰生産による無駄なコストを省くことができます。

たとえば、ゲームのスタート時。あなたは月に100台生産できる工場を持っています。しかし、最初のモデルで、月に10台しか売れないかもしれません。10台まで生産量を減らすのではなく、そのモデルの需要を増やす方が賢明でしょう。そうすれば、余裕のある工場の生産能力をフルに活用することができます。では、どうすれば需要を増やすことができるのでしょうか。それには2つの方法があります。車両の価格を下げるか、新しい支店を開設するかです。価格を下げる場合、より少ない台数でより高価なものを生産するよりも、新しい価格で販売する台数を増やした方が、より多くの収益と利益を生むかどうかを判断する必要があります。まだ新しい場所に会社を拡大していない場合は、販売できる顧客の人口が増えるので、この方が良い場合もあります。

しかし、複数のモデルがあり、それらの需要が多すぎる場合、不調なモデルの需要を増やすのは得策ではないかもしれません。むしろ、需要に合わせて生産台数を減らし、余った生産能力で他のモデルのニーズを満たした方が良いかもしれません。あるいは、余剰生産能力を補うために、モデルを追加生産することもできます。
==== 需要過多 ====

もし、販売機会損失が多ければ、需要が多すぎるということです。解決策としては、生産量を増やして、需要に見合った供給ができるようにするのが当然です。しかし、もし予備の生産能力がなかったらどうでしょう？生産工場を建てるには時間がかかるし、コストもかかります。機会損失をそのままにしておくと、さらなる収益が見込めなくなります。

では、どうすればいいでしょうか？そのモデルの販売価格を、需要が生産台数に達するまで引き上げるのです。こうすることで、販売台数を減らすことなく、1台あたりの儲けを最大にすることができるのです。



===== 不況時の余剰生産能力 =====

ゲームをしていると、景気が良いときはたくさん車が売れることに気づくかもしれません。しかし、不況になると、売上げが激減します。そうなると、何も生産しない工場や、何も売らない支店ができるかもしれません。価格を変えたり、支店を新設したりしても、採算が取れなくなります。このような状況に陥った場合、休止中の工場や不採算の支店を閉鎖した方が良いかもしれません。そうしないと、市場が好転したときに必要な資金が流出してしまうからです。